第1話:きっかけは●●●●被害|富山の漫画家・風水鑑定士:安崎羽美
2022/12/02
こんにちは。
富山で漫画家・風水鑑定士
として活動しております、
運氣アップ創作アドバイザー
安崎羽美(鳴海マイカ)です。
本日より、
私が漫画家になるまでの軌跡を
こちらのブログに
綴っていこうと思います。
アメブロからの転載+加筆修正となります。
内容的にはアメブロ時代から変わりませんが
初めて見て下さるかたは
お付き合いいただけたら嬉しいです。
ちなみにこれは
私が風水と出会うずっと前のお話です。
【第1話】
きっかけはパワハラ被害に遭ったことでした
タイトルだけ見るとびっくりしますが、
私の中ではすでに良い思い出と化しているので
気軽~に読んでいただけたら嬉しいです。
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私は高校卒業後、
とある一般中小企業へと就職していました。
普通のOLです。
小さいころからもともと絵を描くのが好きで
ノートに自作の漫画とか
イラストを描くのが趣味でした。
なので本当は、絵を本格的に学ぶために
進学したい気持ちがありました。
しかし、金銭的な理由だったり、
「きっと私には絵を描いて生活するなんて無理だ」
と勝手に決めつけて諦めていたのでした。
事務員として仕事をしながら、
趣味で小説イラストサイトを運営し、
(当時から今も追いかけてくれてる人は本当に貴重な存在です…!)
なんだかんだ充実した日々を送っておりました。
でも、本当にこのままでいいのかな?
私がやりたいことって本当にこの仕事?
そう思う事が多々ありました。
でも、
そこそこ安定した収入を得て、
そこそこ幸せに暮らせて、
ありがたいことに同僚もいい人ばかりで、
安定した場所から抜け出すほどの
勇気は出ずにいました。
「まあいいか」
と現状に満足したつもりになっていました。
私が勤め始めて数年後、
2010年頃のことです。
あるとき職場で事件が…。
怖い上司で有名なNさんに
めちゃくちゃ理不尽なことで
ぶちぎれられました。
理由は本当に理不尽すぎて、
今思い出しても「なんでだよ!!」
ってつっこみたくなるんですが、
(理由は仕事の内容です。
説明しにくいので省きますね)
とにもかくにもその日から
Nさんに目をつけられた私は
ことあるごとに
彼に苛立ちをぶつけられていました。
パソコンを使っていれば
「タイピングがうるさい!」と
怒鳴り机を蹴られ、
近くを通れば
椅子を蹴って威嚇され、
私のいる事務所を出るときには
ドアを激しく締めて怒りアピール…
そのくせ社長がそばにいるときは
大人しくしているという…。
とにかくす~ぐ物にあたる人でした。
でも 上司だし、怖いし、
下手したら殺されるんじゃないかって思うくらい
苛々したオーラを振りまく人だったので、
私はビクビクするばかりで何も言えず
泣きながら我慢する日々…。
その時、支えてくれた
同僚たちのおかげで
なんとかふんばって仕事を
続けていました。
毎日毎日神経すり減らして
過ごしてましたが、
このままこの会社で
勤め続けるのはもう限界だ
って、ふと思ったんです。
(Nさんとの事件もそうですが、
それ以外にもいろいろな理由がありました。)
そして、
とっくの昔に諦めていた夢を
思い出したんですよね。
絵を学びたい。
漫画家になりたい。
今から夢を追いかけるなんて遅すぎる…
と思ったりもしたけど、
今からでも挑戦するべきじゃない?
だって「今」が一番若いんだから
この会社で一生を終えるの?
そんなの嫌だー!!!!!
そう思ったら
いてもたってもいられなくなった私は
人事部に辞表を提出しました。
新たな夢を追いかける為、
希望に満ち溢れていた私を見ながら、
苦笑いしていた人事部の人の顔が
忘れられません(笑)
…まあ、今思い出しても
理解のできないNさんです。
当時は会社に行くの
すっっっっごい辛かったです。
でも、
Nさんという存在があったおかげで
今の私がいるのは事実です。
あの人がいなかったら
現在もOLとして仕事をしていたかもしれません。
漫画やイラストという
好きなことを仕事にできていなかったかもしれません。
そう思ったら、
何事も無駄な出会いなんて
ないんだなあと
今は 心からNさんに感謝しています。
続く。